身内が亡くなると、今後の葬儀を進める葬儀社を選ばなければいけません。
この時に、どのような基準で葬儀社を選べばいいか判断に迷う方も多いでしょう。
葬儀社を選ぶときは基本的に、
・自分で依頼する葬儀社を探して葬儀依頼をする。
・病院から紹介された葬儀社に葬儀依頼をする。
このどちらかだと思います。
そして「
どこの葬儀社を選べばいいか基準が分からない」という人も多く
「
病院から紹介される葬儀社にするほうが楽でいい。病院からの紹介なら信用できるだろう」
と、病院で紹介される葬儀に頼むという人もいます。
ここで気をつけたいことは、病院から紹介される葬儀社は、必ずしも良い葬儀社であるとは限らない、ということです。また、病院側の仲介がある都合で葬儀費用が高くなることもあります。
そのため、
葬儀社は自分で依頼するという方法をおすすめします。
では、自分で葬儀社を選ぶ際に、どのような点に注意すればいいのでしょうか?
信頼できる葬儀社を選びたい時は、ひとつの基準として
「葬祭ディレクターが在籍している葬儀社か?」
を確認するようにしましょう。
今回は、葬儀社を選ぶポイントである
葬祭ディレクターついてお話をしていきたいと思います。
葬祭ディレクターとは? 葬儀社選びのポイント
葬祭ディレクターとは葬祭業の資格制度です。厚生労働省が葬祭業界で働く人にとって必要な知識や技術レベルを審査し、認定している制度となります。
葬祭ディレクターの資格を取得していることで、葬祭の知識と技術があるという証明になります。
安心して依頼ができる葬儀社を判断するポイントは
葬祭ディレクターの在籍の有無を確認しましょう。
では、なぜこのような確認が必要かについて説明をしていきます。
日本では葬儀業を開業するにあたり特別な許可の届出が必要ないということがあり、全国市区町村の自治体の指定をしている基準を満たすことがクリアできれば誰でも葬祭業をはじめることができます。
ただ、遺体の搬送をする場合であれば、寝台車を導入する場合の許可申請(貨物自動車運送事業法など)が必要となります。
葬儀経験者のなかで、あそこの「葬儀社は対応の質が悪い。」「取りが悪い。」などの不満を持たれる人がいますが、それはあまり良くない会社を利用してしまったからということが考えられます。
つまり葬儀社というのはサービスの質が会社によって幅があるということが問題としてあり、質がいい会社から質の悪い会社までさまざまあります。
そのため、葬儀社へ依頼をするときは依頼をする
葬儀社が信用できる会社か判断をしなければいけません。
そして信用の判断のひとつになるのが葬祭ディレクターの在籍している葬儀社かどうか? です。
葬祭ディレクターは厚生労働省認定の民間資格であり、資格があれば葬儀にとっての知識や技術の質が高水準であるというひとつの目安になります。
葬儀社へ選びをするときは葬祭ディレクターの在籍のある葬儀社か? ということに注目をしてみると良いでしょう。
葬祭ディレクターは葬祭のスペシャリスト
葬祭ディレクターは1級と2級があり、それぞれ資格取得する条件や技能試験内容が異なります。
葬儀を依頼するときに1級葬祭ディレクターと2級葬祭ディレクターはどのような違いがあるのか? について解説をしていきたいと思います。
このように1級葬祭ディレクターと2級葬祭ディレクターは「実務経験年数」、「知識面や技術面での経験の違い」、「どの範囲まで葬祭サービスを任せられるか」などが違います。
葬祭ディレクターは明確に葬祭実務経験など条件が設けられているため、誰にでも取得できる資格ではありません。このことから高い水準のサービスが受けられることが分かります。
また。葬儀社を探すときは可能な範囲で1級葬祭ディレクターが専属している葬儀社を選び、葬儀に依頼されることをおすすめします。
葬祭ディレクターはどのような仕事をしているの?
1級葬祭ディレクターや2級葬祭ディレクターの違いについてお話をしましたが、
具体的に葬儀のどのようなことを相談・対応などサポートしてくれるの? どのような仕事をしているの? と対応内容について知りたいということもあるでしょう。
葬式の仕事の内容は多岐にわたり
ただ故人をおくり出すだけではありません。
一例としては下記の通りです。
・葬儀前の相談
・遺体の搬送から安置
・葬儀の相談対応
・遺族の見積もり
・宗教・宗派、僧侶の紹介や宗教者との打ち合わせ
・葬儀日程の調整
・火葬場の手配・打ち合わせ
・会場設営の指示
・祭壇、生け花、遺影、などの手配
・料理・飲み物・返礼品などの確認と手配
・通夜式・告別式の司会進行
など、この他にも葬儀後のアフターサポートなど対応しています。
葬儀のことで分からないこと、不安なことがありましたら葬祭ディレクターに相談をするようにしましょう。
神奈川・東京エリアで安心して依頼できる葬祭ディレクター在籍の葬儀社
身内が亡くなられたら一番悲しい気持ちになるのがご遺族です。
しかし、その悲しみのなかでご遺族は葬儀のことを考え進行しなければなりません。
葬儀社は故人とご遺族の最後のお別れに心残りのないよう葬儀まわりをお手伝いするという宿命があります。
生きているなかで身内が亡くなる機会は数少ないことから、ほとんどの方は葬儀の喪主は初めてであるでしょう。
また、何回か喪主と務めることがあっても、慣れるものではありません。
そのため、葬儀社を選ぶときは安心して依頼ができる葬祭ディレクターが在籍している葬儀社に頼むようにしましょう。
雅葬会では葬儀に関してのさまざまな質問や相談、不安なことなどをひとつひとつ丁寧に専属の1級葬祭ディレクターが分かりやすくご説明をしております。
神奈川県相模原を中心に八王子・多摩など神奈川・東京エリアの葬儀を依頼したいということがございましたら、ぜひ一度お問い合わせください。