葬儀に供物を送るとき何を送るべきか、供物の相場と注意点とマナー | 相模原・八王子・多摩で低価格で高品質の葬儀なら【雅葬会】

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葬儀の豆知識
葬儀に供物を送るとき何を送るべきか、供物の相場と注意点とマナー
葬儀には供物を送る習慣がありますが、供物にはどんなものを送っていいのか困ったことはありませんか?供物は、宗教ごとに違いがあるため、送るときには注意が必要です。

今回は、葬儀に供物を送るとき何を送ったらいいのか、費用相場、注意点などについてもお話していきたいと思います。

供物とは?


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供物は親族や近親者など親族や近親者など故人と親しくしていた方が、葬儀などで故人や仏様への感謝と遺族への弔意の気持ちを表すために送るものです。基本的には香典と供物や供花は同じものと考えてもいいのです。

自分で香典を出すつもりでいるのであれば、香典とは別に供物は不要です。

しかし、これは自分で香典を持参する場合で、「社員一同」「学友一同」という名目や、大人数での供物を用意しているのであれば、個別で香典も贈りましょう。

訃報連絡や葬儀の案内状で遺族が香典を辞退される案内があった場合は、遺族の意思を尊重し、供物も香典も用意する必要はありません。それでも何か弔意を表したいという場合には、香典以外の方法で弔意を示すとよいでしょう。

供物にはどんなものを送ればいいの?


先にも述べたように、葬儀で供物を送る場合は、宗教ごとに送るものが違っていますので注意が必要です。ここでは、どんなものを、送るのがいいのかを宗教ごとにお話していきます。

 

仏教


仏教とは、インドの釈迦を開祖とする宗教のことです。釈迦(しゃか)釈尊(しゃくそん)などさまざまな名で呼ばれています。

仏教の場合は、肉や魚などの生ものは、殺生を連想させるため避けるようにし、果物、日持ちするお菓子、缶詰などが適しています。線香、ろうそく、故人が好きだったものを選んでもよいでしょう

 

神道


神道とは日本の民俗宗教のことです。天照大神(あまてらすおおみかみ)を始め国家的・民族的な基礎を持つ神々を祭り、その教えを尊ぶ信仰を指します。

お香はもともと仏教の行事で使われてきたものなので、神道の場合は、お香を焚く習慣がありません。お香以外の供物を送ってください。果物、和菓子、魚などの海産物、故人が好きだったものを選ぶのがいいでしょう。

 

キリスト教


キリスト教はナザレのイエスをキリストとして信じる宗教のことです。罪のある人間を救うために自ら十字架にかけられ、刑死の、のちに復活したイエス・キリストを救世主として信じる宗教を指します。

キリスト教は祭壇に供物を飾るという習慣がなく、生花以外の供物は供えません。

いずれの宗教も、地域によっては、送るものが決まっている場合もあるため、わからない場合は、地域の葬儀社やご遺族に近い方に相談するとよいでしょう。

供物の相場


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供物の相場は5000円~10000円程度です。故人との間柄や付き合いの程度に応じて予算を決めましょう。

香典を持参する場合は遺族への負担も考えて、供物は3,000円~5000円程度でも問題ありません。連盟で送る場合は、その人数に合わせて相場が変わります。

例えば「兄弟一同」「孫一同」など近い関係の複数人で供物を送る場合は、20,000円~30,000円程度が相場になります。

葬儀で供物を送るときの注意点・マナー


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葬儀で供物を送るときには注意することと守らなくてはいけないマナーがあります。ここでは、注意点とマナーについてお話していきたいと思います。

 

供物は、ご遺族の意向を確認してから


供物を送る場合は、前もって遺族の意向を確認しておきましょう。

最近では、ご遺族からの電話や葬儀の案内状で供物を辞退することを伝えられることがあります。もし、辞退の連絡を受けたら、どんなに親しい間柄でも供物を送るのは、やめましょう。マナーとして、ご遺族の意向を尊重しましょう。

 

供物の内容を相談しておく


供花や供物を送る場合、葬儀社に依頼するのが一般的です。

地域の風習や宗教によってふさわしい供物は異なります。供物の大きさやどんな供物を送るのか事前に相談しておくのがいいでしょう。

 

ご遺族の宗教、宗派を確認する


供物を送るときに特に注意しなくてはいけないのは、先にも述べていますが、ご遺族の宗教、宗派の違いです。宗教によっては、送っては、いけないものがありますので、よく確認してから送りましょう。祭壇に飾るスペースがあるのかも、確認しておいてください。

まずは送る前に必ずご遺族の意思を確認して、わからないことは葬儀社に相談して決めましょう。

 

供物を送るタイミングに気をつける


供物を送る場合は、葬儀に合わせる場合は前日までに届くようにするのがマナーです。他の供物と一緒に飾ることも考慮して送ってください。式が始まる直前や式の最中に届くと、返って迷惑になることもあります。案内状が届いた時点で手配し始めるのがいいでしょう。

まとめ


いかがでしたか。供物を送るときには、まず、ご遺族の気持ちになって考えることが大事です。必ず、ご遺族の意向を確認して、宗教にそった供物を送ってください。葬儀に対する考えは、人それぞれですが、大切な故人とのお別れです、失礼のないようにマナーを守ることが大事です。案内状が届いたら、早めに供物の手配をしておいたほうがいいでしょう。