火葬に参列できる人とは?火葬に参列する際のマナーを徹底解説 | 相模原・八王子・多摩で低価格で高品質の葬儀なら【雅葬会】

0120-066-382
葬儀の豆知識
火葬に参列できる人とは?火葬に参列する際のマナーを徹底解説
300‐1

「火葬に参列するときの服装はどうすればいいの?」という疑問を持っている人も多いでしょう。なかなか参列する機会がないので、迷ってしまう方が多いはずです。

今回は、火葬に参列する際のマナーについて解説します。火葬に参列できる人や火葬の流れについても解説するので、ぜひ最後までご覧ください。

火葬に参列できる人とは?


火葬の参列に関しての明確な定義はありません。

ですが、火葬に参列できるのは基本的に喪主・遺族・親族のみです。

故人と特別親しかった方や遺族から依頼された方が参列する場合もありますが、友人や知人が参列することは少ないでしょう。

どうしても火葬に参列したい場合は、事前に喪主へ伝えておくのがマナーです。

当日では対応できない場合が多いので、事前に伝えておく必要があります。なお、喪主に参列を断られた場合は潔く引きましょう。

主な火葬の流れ


主な火葬の流れは以下の通りです。

・火葬場へ向かう
・納めの式を行い、故人と最後のお別れをする
・火葬が終わったら骨上げの儀式を行う

病院をはじめとした医療施設で亡くなると、ご遺体を安置できる場所に運ばなければなりません。まずは葬儀社に連絡して、自宅や所定の施設に搬送してもらいましょう。役所での手続きに死亡診断書が必要なので、病院を出る前までに医師から受け取ります。

遺体を火葬できるのは24時間以上経過してからと法律で決められているため、火葬は翌日以降になるのが一般的です。役所で死亡届の提出を済ませたら、ご遺体を火葬場に出棺します。火葬後はスタッフの案内に従ってお骨上げを行い、骨壷にお骨を収めます。

 

納めの式とは、故人と最後のお別れをするために行われる儀式です。火葬炉の前に遺影や白木位牌を飾り、手を合わせて故人の冥福を祈ります。僧侶が同行した場合は、読経を行った後に焼香をあげることが多いでしょう。

 

骨上げの儀式は、二人一組になって遺骨を骨壺へ納める儀式のことです。一部のみ拾うかすべて拾うかは地域によって異なるので、あらかじめ確認しておきましょう。

火葬に参列するときのマナー


ここからは、火葬に参列する際のマナーを解説します。

・火葬参列者の服装
火葬参列者の身だしなみ
火葬参列者の持ち物
葬儀の写真撮影は原則禁止

服装マナーや持ち物について知っておかないと、遺族や故人に対して失礼にあたる場合があります。特に写真撮影に関するトラブルが増えているので、参列する場合は注意が必要です。

故人との最後の時間を穏やかに過ごすためにも、服装や身だしなみをしっかりと整えて参列しましょう。

火葬参列者の服装


男性の場合


男性の場合は、ブラックスーツやダークスーツを着用するのがマナーです。

ブラックスーツやダークスーツに白のワイシャツと黒のネクタイを合わせましょう。

葬儀に参列するときと同様に、靴や靴下も黒のものを選ぶのが無難です。

 

女性の場合


女性の場合は、黒のワンピースやアンサンブルを着用するのが一般的。

華美な印象を与えないためにも光沢のあるものは避け、シンプルな素材のワンピースやアンサンブルを選ぶことが大切です。アクセサリーは、結婚指輪と真珠の一連のネックレス程度に抑えましょう。

火葬参列者の身だしなみ


男女ともにアクセサリーは外し、結婚指輪のみにしましょう。男性は金属製の腕時計やネクタイピンなど、光沢があるものを選ばないようにしましょう。香水も遺族や他の参列者の迷惑になる可能性があるので、つけすぎには注意しましょう。

男性の場合


男性の場合、髪型は七三分けのような清潔感を演出できるものにするのがおすすめです。ワックスをつけすぎたり、派手な髪色にしていたりすると、マナー違反になる場合があります。

女性の場合


女性の場合、髪が長くて礼をしたときに邪魔になる人は、ヘアゴムですっきりまとめておくといいでしょう。

また、参列の際は目立ちすぎない控えめなメイクを心掛けるのがマナーです。もっとも慌しく、悲しみや疲れを感じているご遺族が葬儀の場にいらっしゃるので、疲れて見えるノーメイクは失礼にあたります。

火葬参列者の持ち物


葬儀場から火葬場に向かうため特に必要なものはありませんが、しいて言うならハンカチをもっておくのがおすすめです。火葬式は無宗教で行われる場合が多いので、数珠も持っておくといいでしょう。

なお、火葬場に献花をするのはおすすめしません。火葬場は儀式を行う場所ではないため、お花を置く場所が準備されていない場合が多いためです。

また、あらかじめ持参した香典をご遺族に渡すのであれば、火葬場に向かう前に済ませておくことをおすすめします。ご遺族の慌しくないタイミングを見計らってスマートに渡すとよいでしょう。ただし、香典を辞退されている場合は無理に渡してはいけません。

葬儀の写真撮影は原則禁止


近年、葬儀の写真を撮ってSNSに投稿する人が増えていますが、葬儀の写真撮影は原則禁止となっています。遺族の許可なく故人の写真を撮ったり、勝手に他の参列者の写真をSNSに上げたりするのはもちろんマナー違反です。

プライバシーの侵害になる場合があるので、勝手に撮るのはやめましょう。

また、シャッター音を鳴らして撮影したり、フラッシュを焚いたりするのもNGです。遺族や他の参列者の迷惑になるので、遺族から頼まれた場合以外は撮影しないようにしましょう。

火葬に参列する際の香典の相場


火葬に参列する際の香典の相場は、5~1万円程度が目安です。少額すぎても失礼にあたりますが、高額すぎるとかえって遺族の負担になってしまいます。

地域によって異なる場合はありますが、5~1万円程度を目安にしておくといいでしょう。

なお、遺族によっては香典を辞退している場合があります。香典を辞退している場合に無理やり渡すと、遺族の負担になってしまうでしょう。

香典を辞退する旨を伝えられた場合は、すみやかに了承しましょう。

棺に入れる副葬品でのマナー


棺に入れる副葬品のマナーとして、棺の中に入れてはいけないものを紹介します。

以下の通りです。

・ガラスやプラスチックなどの不燃物
・腕時計・結婚指輪・眼鏡などの貴金属を含むもの
・ビニール製の服や革製品
・水分が多いもの
・プラスチック容器やガラス容器に入った食べ物
生きている人が写った写真
・硬貨や紙幣

腕時計・結婚指輪・眼鏡などの不燃物は、完全に燃え切らず、溶けて遺骨を汚してしまう恐れがあります。火葬炉の故障につながる場合もあるので、入れるのは避けましょう。

なお、硬貨や紙幣を燃やすことは法律で禁止されているので絶対にやめましょう。

火葬式で行う収骨のマナー


一般的に、収骨は二人一組で行うのがマナーです。火葬が終わったら骨のまわりに集まり、二人一組で拾っていきます。火葬場が竹の箸を用意してくれるので、その箸を使って1つの骨を2人で挟んで骨壺に入れましょう。

収骨は、普段使っている箸より長いものを使うため、途中で骨を落としてしまう場合も多いです。途中で落としてしまってもやり直せば問題ないので、落としても慌てず落ち着いて行いましょう。やり方がわからない場合は、係の人に聞くのがおすすめです。

収骨を行う順番


収骨は、故人とかかわりが深い順に拾っていくのが一般的です。

配偶者や喪主などから拾っていく場合が多いでしょう。配偶者や喪主などのペアが拾ったら親族のペアが拾い、その後に友人や知人のペアが拾っていきます。最後は、喪主の人と配偶者や親族のペアが喉仏の骨をひろって終了します。

なお、遺骨を2カ所以上の場所で保管したい場合は、分骨を行うのがおすすめです。分骨しておけば、お墓に納めた後に墓石を動かす手間を省くことができます。あらかじめ葬儀担当者に相談し、スムーズに分骨を行えるように準備しておきましょう。

火葬に参列する際のマナーでよくある質問


300‐2

ここからは、火葬に参列する際のマナーでよくある質問を紹介します。

・妊婦は火葬場に行ってはいけないってほんと?
・火葬場に行かない人はどうなるの?

火葬場は故人と最後のお別れをする場所であるため、火葬に参列する際のマナーを知っておかないと、遺族を不快な気持ちにさせてしまう場合があります。遺族に対して失礼にあたらないためにも、火葬に参列する際のマナーをしっかりと確認しておきましょう。

妊婦は火葬場に行ってはいけないってほんと?


結論、妊婦の方が火葬場に行っても問題はありません。「妊婦は火葬場に行ってはいけない」というのは、昔からの言い伝えであり、身体に影響が出るからという理由ではありません。

昔の火葬場は整備が行き届いておらず、故人の姿が見えてしまっていたり、妊婦につらい光景を見せないために行かないほうがいいと言われていたことや、妊婦を守るためのものです。

もちろん妊婦の方の身体はデリケートであるため、自分の体調を一番に考え、参列するかどうかを判断しましょう。

火葬場に行かない人はどうなるの?


火葬場に行かない人は、出棺を見届けたあとに喪主からの挨拶をもらい、その場で解散になります。

なお、初七日法要が火葬後に行われる場合は、火葬が終了するまで葬儀会場で待つケースもあります。初七日法要が火葬後に行われる場合は喪主からの連絡があるはずなので、挨拶をしっかりと聞いておきましょう。

まとめ


今回は、火葬に参列する際のマナーについて解説しました。火葬に参列できるのは、基本的に遺族や親族など故人との関係が深かった人たちです。遺族から声をかけられていないのに勝手に参列すると、遺族を不快にさせてしまうことがあるので了承を得た場合のみ参列するようにしましょう。