葬式のあとやることは?行事・手続き・マナーをご紹介 | 相模原・八王子・多摩で低価格で高品質の葬儀なら【雅葬会】

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葬儀の豆知識
葬式のあとやることは?行事・手続き・マナーをご紹介
葬儀

突然家族が亡くなったら、悲しみに暮れる間もなくやることがたくさんやってきます。お通夜やお葬式などの葬儀のあとにも必要な手続きや法要がたくさんあります。

急なことで慌てないためにも、葬儀のあとにしなければならないことに、どんなことがあるのか知っておくと手続きや法要の手配などスムーズに行うことができるのではないでしょうか

 

葬式のあとの法要行事の流れ


会食(精進落とし)


昔とは少し異なり、現代の会食では故人への供養や遺族が僧侶や参列者へのお礼とお清めの意味を込めて振舞われます。

そのため最上座に僧侶、続いて会社関係者や友人、親族の順に座ってもらい遺族は入口に近い末席に座ります。
列席する人数が予めわかっているので、料理は個別のお膳で仕出し弁当や寿司、懐石料理など用意するのが一般的です。

基本的にゆっくりと歓談する場なので、酒類や飲料は多めに用意しておくと良いでしょう。
招かれる側はいくら歓談の席といえ、飲みすぎたり、くつろぎすぎたりと失礼な振る舞いをしないように注意しましょう。

 

初七日


故人が亡くなってから極楽浄土に行けるようにと七日ごとに供養を行うのですが、その最初に行われるのが初七日法要です。

初七日法要では、遺骨・遺影・位牌を前に僧侶が読経を行い参列者が焼香をあげるのが一般的です。自宅に僧侶を招くか、寺院に遺骨を持参し法要してもらうケースもあります。

葬儀同様、喪主や遺族は喪服もしくは準礼装にあたるブラックスーツを着用します。
参列者は略式喪服(男性の場合黒スーツに白ワイシャツ、女性なら黒のスーツやワンピース)で大丈夫です。

 

四十九日法要


故人が亡くなってから四十九日目の法要にあたります。四十九日に行う儀式には、四十九日法要・納骨法要・開眼法要・お斎(僧侶や参列者に食事を振舞う)が行われます。

弔問は遺族に対してお悔やみの気持ちを伝える場で、お通夜・お葬式や数日後に行うのが一般的ですが仕事の都合等で後日行く場合には四十九日までを目安に行くようにしましょう。

 

初盆


お盆は亡くなった人の魂が帰ってくる時期とされ、お墓参りや祖先の霊を迎い入れる準備するところが多いのではないでしょうか。
その中でも四十九日を過ぎ、初めて迎えるお盆のことを初盆といいます。

初盆は故人が亡くなって初めて帰ってくるお盆なことから通常のお盆よりも気合いを入れて行われることが多いです。遺族や親族に加え、親しかった知人を招き読経と焼香、お墓参りを行いその後に精進料理でもてなすことが多くなっています。

 

一周忌


一周忌法要は故人が亡くなり満1年目の命日に行われる法要です。
遺族や親族、友人・知人など故人の親しかった人を招き読経、焼香、食事をするのが一般的です。

命日が平日にあたってしまい、会社や学校がある場合には日にちをずらして行うこともありますがその際は命日の後でなく前もって行うようにします。

法要の連絡が来た場合にはその場で返事をするか、検討して改めて返事をします。
ハガキで連絡が来た場合には、指定の日にちまでに変身するようにします。

 

葬式の前後に喪主・親族が行う手続きについて


葬儀

死亡診断書・志望検案書


死亡診断書は医師に発行してもらいます。ご遺体を病院から自宅や斎場へ搬送するのに必要な書類です。
死亡検案書は事故や突然死など療養中の死亡でない場合に検案した医師が書きます。死亡診断書と同じ効果をもちます。

期限:死亡を知った日から7日以内(国外にいる場合3ヶ月以内)
届け方:死亡届と死亡診断書が1枚の紙にセットになっているので必要な部分に捺印・署名を行い、故人の死亡地または本籍地、届出人の居住地か住民登録をしている市区町村に提出します。

 

死亡届の提出


死亡診断書と一緒に提出します。
基本的に死亡届と死亡診断書はセットになっているので医師に書いてもられば必要な書類は揃います。必要な箇所に捺印・署名し提出します。

期限: 死亡を知った日から7日以内(国外にいる場合3ヶ月以内)
届け方:故人の死亡地または本籍地、届出人の居住地か住民登録をしている市区町村に提出します。

 

火葬許可申請書の提出


火葬許可証は、亡くなった人の遺体を火葬を許可する書類です。一般的に死亡届けを提出する際一緒に手続きを行います。

期限:火葬については期限は設けられていません。
届け方: 故人の死亡地または本籍地、届出人の居住地か住民登録をしている市区町村に提出します。

 

年金受給権者死亡届


故人が年金を受給していた場合には年金受給権者死亡届を提出して年金の受給を止める必要があります。
また未支給の場合、遺族年金が支払われる可能性もあるので確認が必要です。

期限:死亡後、すみやかに行う(国民年金は14日以内)
届け方:市区町村の国民年金課などの窓口または社会保険事務所で行います。

 

世帯変更届け


故人が3人以上の世帯主であり残された家族に15才以上の人が2人以上いた場合に必要な手続きで、新しい世帯主を決めて提出します。

期限:死亡から14日以内
届け方:市区町村の戸籍・住民登録を行なっている窓口

 

介護保険資格喪失届け


故人が65歳以上または40〜64歳までで要介護認定を受けていた場合に必要な手続きです。
介護保険被保険者証を返却する必要があります。

期限:死亡から14日以内
届け方:市区町村の福祉課窓口

 

国民健康保険資格喪失届


健康保険に加入していた人が加入を辞めるための手続きです。手続きを行い保険証も返却します。

期限:死亡から14日以内
届け方:故人が住んでいた市区町村

 

後期高齢者医療資格喪失届


故人が75歳以上(寝たきりの場合65歳以上)の人は後期高齢者医療制度に加入しているので、手続きと保険証の返却を行います。

期限:死亡から14日以内
届け方:故人が住んでいた市区町村

 

相続手続き(相続税の申告)


相続税の申告が必要な人が行います。
相続した財産が基礎控除額以下の場合には、納税、申告の必要はありません。

期限:死亡日翌日から10ヶ月以内
届け方:故人の住んでいた税務署

 

葬式直後のマナーについて


納骨

喪主が参列者にかける挨拶


参列者から声を掛けてもらうこともあるでしょう。参列者の方も気を使うので、「わざわざ足をお運び頂きありがとうございます」「◯◯も喜んでいると思います」など返事は簡潔に済ますのが良いでしょう。

また基本的に葬式を締めくくる際の挨拶は喪主が行うのが基本ですが、ダメージが大きく挨拶もできる精神状態でない、挨拶が極めて苦手だという場合には代理人が挨拶しても大丈夫です。

 

親族にかける言葉


お葬式の際「ご愁傷様です」の挨拶は一般的ですがこれは遺族に対して掛ける言葉で、親族には失礼にあたりますので使わないようにしましょう。

親族間で挨拶する際も「こんにちは」「こんばんは」などの挨拶は避け「寂しくなりましたね」などの挨拶か頭を下げる程度にします。

 

お清めの塩の使い方


お清めの塩は死に寄ってきた穢れを祓うものとして使われます。
まず玄関をまたぐ前に塩をまきます。これは家の中に穢れを持ち込まないためとされています。

次に胸→背中→足元の順にひとつかみ程度の塩をかけます。自身でかけても大丈夫ですが、家族がいるならばかけてもらうと良いでしょう。

 

葬式からの帰り道


基本的に寄り道せず帰りましょう。喪服を着ていることがほとんどだと思いますので、スーパーやお店で見かけて良く思わない人もいらっしゃいますし、特に飲食店は縁起担ぎされているところもあるので良く思わない人もいますのでマナーとして真っすぐ帰宅するようにしましょう。

 

結婚式への参加について


喪中期間中については出席を控える方が無難です。喪中の期間については故人との間柄によって異なり配偶者や親の場合には13ヶ月、子供は3〜1ヶ月、祖父母や兄弟は3〜6ヶ月です。故人との間柄によって決める、また気持ちが切り替えられないというときには無理に出席せず自分の気持ちに素直になると良いでしょう。

しかし相手側が気にしない、出席を強く希望してくれる場合にはケースバイケースで出席も可能です。

 

香典返し


香典返しはお通夜やお葬式で故人に対して頂いた香典に対するお返しです。
参列してもらった人に弔事が無事に終わったことや、お礼の気持ちを込めて感謝の気持ちが伝わるような品選びをするのがいいでしょう。

香典返しを行う時期は亡くなられた日から30〜50日後の「忌明け」に行うのが一般的です。

 

まとめ


大事な人が亡くなった時には、やらないといけない手続きが多く遺族は悲しみに暮れている間もないかもしれません。

ゆっくりと故人を送りだす為に事前に手続きのことを知っておく、また終活を行い家族が困らないよう事前に準備しておくことも大事ではないでしょうか。
また、葬儀社によっては、葬儀のあとに関する相談を受け付けていることもあります。

ギリギリになった手続きなどに追われ、弔いの儀に支障が出ないよう、事前に用意しておくことをおすすめします。