葬儀の連絡で伝えなければいけないこととは?注意点ってなに? | 相模原・八王子・多摩で低価格で高品質の葬儀なら【雅葬会】

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葬儀の豆知識
葬儀の連絡で伝えなければいけないこととは?注意点ってなに?
身内に不幸が起き、喪主の立場にならざるを得なかったとき、どうやって故人の友人などに連絡したらいいのだろうと考えていませんか?

人生の中で喪主になることは何度もないので、どうすればいいのかわからないのは仕方がないことです。

今回は、葬儀の連絡相手や連絡方法などについて解説していきます。

 

葬儀の連絡は誰に送ればいいの?


疑問 女性

葬儀を行うときは、気持ちも整理できないまま慌ただしくなり、何をすればいいのかわからなくなる場合もあるでしょう。

まずは、葬儀を行う際に、誰に連絡を入れればいいのか見ていきましょう。

 

【故人の親族】

一般的に、親族については三親等くらいまで連絡をします。具体的には、故人の両親、子、兄弟、祖父母、叔父、叔母、甥、姪などです。故人の配偶者については、配偶者とその両親、兄弟までが通例になります。

 

【故人と親しい友人】

あとは、故人との関係性から判断し、特に仲が良かった親族は三親等でなくても連絡をしておきましょう。故人の友人関係を把握することが難しいこともあるので、最も親しいと思われる友人に連絡をとって相談するのがいいでしょう。その友人から友人グループに訃報を伝えてもらう方法もあり、スムーズに連絡が行き渡り、自身の負担も減らすことができます。

 

【故人の職場】

会社勤めの場合、上司に連絡すれば、社内で情報共有をしてくれることがほとんどです。もし、故人が既に定年退職しているなら、一般的には連絡を入れる必要はないとされていますが、一報は入れておくほうがいいでしょう。余程、故人がその会社についてネガティブな感情を持っていたなら、特に連絡をしなくても問題はありません。

 

【近隣住民】

近隣の住民への連絡をするなら、町内会や万村の管理組合に一報入れるといいでしょう。特に自宅で通夜を行う場合は、一言連絡を入れておきましょう。

なお、連絡はこの記事で述べた親族、友人、会社、近隣住民の順に行っていきましょう。

 

葬儀の連絡を送る方法


携帯

葬儀の連絡は、さまざまな方法で行うことができます。

さっそく、どのように連絡を入れることができるのか見ていきましょう。

 

【電話】

葬儀の連絡は、電話が基本です。迅速かつ確実に伝えるには、電話が最も適しています。

ただし、いざというときに慌てないよう、普段からアドレス帳を作っておくことをおすすめします。現在は、携帯電話に情報を入れたままの人が多いと思いますが、一覧性のあるものにまとめておきましょう。

 

【手紙】

手紙という手段もあります。手紙は、大勢の人に向けて通知するのに有効な手段です。

ただし、遠方の人には迅速性の観点から不向きかもしれません。なぜなら、手紙が届くのが遅くなってしまい、葬儀が行われるまでに届かない可能性があるからです。

 

【電子メール】

電子メールの場合は、友人や知人に伝える場合に用いられることがありますが、正式な方法として認知されていません。目上の人などには、充分な配慮が必要です。また、メールは見ない人もいるので、電話でのフォローが必要な場合もあります。

 

【ライン】

近年では、ラインでの告知もあります。一度に複数の相手に告知できますが、年配の人には故人の死を軽視していると思われる可能性があるので、避けたほうがいいでしょう。

また、電子メールと同じく、すぐに読まない人がいるので、電話でも連絡を入れるようにしましょう。

 

葬儀の連絡で伝えなければならないこと


ポイント男性

葬儀の連絡で伝えるべきことは、

・誰がいつなくなったか

・通夜・葬儀の日時と場所・連絡先

・葬儀の様式

・喪主の名前・続柄・連絡先

の4つになります。

ケースバイケースで死因や宗旨・宗派を伝えることもあります。遠方の人に参列していただく場合は、なるべく早くお知らせする必要があります。

相手によっては言いたいことがたくさんありすぎて、電話が終わってから、伝えるべきことを忘れてしまうことがよくあります。それは、身内を亡くして、なかなか平常心でいられないためであり、仕方がないことです。伝えるべきことを忘れないために、最低限の伝えるべき事項をまとめてから、電話連絡するといいでしょう。

伝える内容のうち、葬儀の様式は意外と重要です。家族葬にするかどうかで相手方のするべきことが、変わってくるからです。身内のみの葬儀の予定なのに、それを伝えなかったばかりに弔問に訪れる人が出てきます。そうなると、相手様に大変失礼になり、こちらも対応に困ってしまうので、注意が必要です。伝える際には、故人の希望により、家族葬とさせていただきますというような表現を使います。また、香典や供物をお断りする場合は、その旨も伝えておきましょう。

 

葬儀の連絡を送るときの注意点


 

葬儀の連絡をするときに注意すべきポイントは3つあります。

・自身が平常心ではないことを前提にする

・協力者を得る

・SNSでの連絡は避ける

ここからは、上記3つの注意点について解説していきます。

 

【自身が平常心ではないことを前提にする】

まず、自分が身内の不幸によって、平常心ではないことを前提に対処することです。いつもならメモなしですらすら言えることも、言えなくなって当たり前です。伝えるべきことをまとめたメモを作る、連絡先のメモを作って一人一人チェックしていくなど、ひとつひとつの作業を資料に基づいて行うようにしましょう。

 

自分の頭の中だけで処理するのは、失敗のもとになります。何回も同じ人に電話することにもなってしまいかねません。葬儀の段取りなどにより、結構忙しくなってしまうので、なるべく効率良く進めないと、疲労が溜まって体調を崩してしまいます。

 

【協力者を得る】

葬儀の連絡を回すときは、できるだけ協力者を得るようにしましょう。協力者がいることで、心理的な負担は軽減されます。もし、友人の身内に不幸が起きたときに協力してあげるのもいいことです。既に述べたように、友人代表のような人に友人グループに連絡してもらうのもいいでしょう。

 

必ず、大なり小なり協力してくれる人はいます。こういうときは、誰もが協力し合って乗り切るものだと考えてください。

 

【SNSでの連絡は避ける】

現代はSNSの時代になっています。SNSでの連絡は、年配の人を中心に抵抗がある人が多いので避けたほうがいいでしょう。相手の感情を害するような連絡方法は、慎むようにしてください。

 

まとめ


訃報の連絡は、故人の親族、故人と親しい友人、故人の職場、近隣住民にすれば良いです。故人の友好関係がわからない場合は、一番親しい友人に連絡をして協力してもらうと負担も少なく済みます。

 

また、訃報を伝える手段は手紙や電子メール、ラインでも構わないですが、電話が無難です。確実に相手の声を聞いて伝えることができるほか、年配の方だとラインだと軽視していると思われる場合があります。充分注意してくださいね。また、SNSでの連絡を避け、落ち着いて誰に何を伝えるべきか考える必要があります。