葬儀の日程の決め方は?日程を決めるときのポイントや流れをご紹介 | 相模原・八王子・多摩で低価格で高品質の葬儀なら【雅葬会】

0120-066-382
葬儀の豆知識
葬儀の日程の決め方は?日程を決めるときのポイントや流れをご紹介


AdobeStock_117145157 (1)

葬儀は頻繁にあるものではないで、いざ喪主の立場になった時に何から始めたらいいかわからない方も多いのではないでしょうか?そんな方のために、この記事では葬儀の日程を決める際のポイントや注意点、一般葬と一日葬との違いなどをご紹介します。葬儀の形式によっても日程は変わってきますので、参考にしてみてください。

 

葬儀の日程、どうやって決めればいい?


葬儀をする際には、まず「通夜」「葬儀」「告別式」の3つを行う日を決めなければいけません。一般的には亡くなった翌日に通夜、その次の日に葬儀・告別式と火葬を行うので、喪主の方は精神的につらい状況で、葬儀の日程を決めなければなりません。

葬儀の日程は、葬儀の形式や参列する人数からも変わっていきます。一日葬の場合は、通夜を行わず、葬儀・告別式のみを行うものなので、体力的・精神的な遺族の負担が軽減できます。そういった面でも、まずは葬儀の形式を決めておくのもいいでしょう。

日程を決める時の確認事項は、火葬場の空き状況や僧侶の都合も確認しなければなりません。通夜や葬儀・告別式の日程を決めてからだと、希望する時間帯が埋まっている場合があります。

希望の時間帯が埋まっている場合は、火葬場の空き状況を確認してから日程を組むのが一般的です。

 

葬儀の日程を決めるためのポイント


AdobeStock_208697734

日程を決める際には、いくつかのポイントがあります。

 

  • 葬儀の形式で決める

  • 葬儀に参列する人数を考える 

  • 火葬場や葬儀会場の空き具合で決める

  • 仏滅、大安などの六曜で決める


 

ポイントごとにみていきましょう。

 

葬儀の形式で決める


葬儀をする際には、葬儀のスタイルを決めなければいけません。

葬儀のスタイルには、

 

  • 家族葬


家族葬とは、家族・親族のみで行う葬儀です。気兼せず親しい方だけで行うことができます。亡くなった方をゆっくりと見送りたい方に向いています。

 

  • 一日葬


一日葬は、通夜は行わず、葬儀・告別式、火葬までを一日で行います。

通夜がありませんので、通夜料理などの経済的な負担も、遺族の方の体力的負担も軽減されます。

 

などがあります。

葬儀のスタイルが決まったら、おおよその葬儀費用の予算を立てましょう。

 

葬儀に参列する人数を考える 


葬儀に参列する人数がどれくらいなのかも重要になってきます。

参列する人数によって用意する会場は変わるので、参列者の方々に電話をして参列できるかどうかを聞く必要があります。

まずは葬儀に参列する人数が決まらないと、どれくらいの葬儀会場が必要になるのかも決めることができないので、早めに連絡するようにしましょう。

友人・知人への連絡は、葬儀の日程が決まってからで大丈夫です。

 

火葬場や葬儀会場の空き具合で決める


葬儀の日程を決める時は、火葬場の予約が最優先です。

希望する時間帯が埋まっている場合がありますので、確認を取ってから決めましょう。火葬場の空き状況を確認し、逆算して、通夜、葬儀・告別式の日程を考えます。

火葬場は選ぶことができますが、希望の時間帯が取れないために離れた場所の火葬場を選ぶというのは亡くなった方の搬送にかかる費用や遺族の方の負担が増えるので、避けた方が無難でしょう。

 

仏滅、大安などの六曜で決める


仏滅・大安などの、その日の吉凶を占うための六曜と言われるもので、葬儀の日程を決めようと思う方もいると思います。

仏滅・大安などの日に、葬儀を行っても、とくに問題はありませんが、参列者の中には、気にする方もいらっしゃるかもしれません。

一般的には、大安と言えば、結婚式などのおめでたいことが多く行われる日なので、もしかしたら「そんな日に葬儀を行うなんて……。」と思う方もいらっしゃるかもしれません。

そういった場合も考慮して、参列してくれる方からの理解が必要になります。

 

友引に葬儀をしてはいけない?


友引の日に、葬儀をしてはいけないという話を、一度は聞いたことはないでしょうか?

これは言い伝えによるもので、友引という文字から「友を引き連れていく」というイメージがあるためとされています。

気になる方は、友引の日ではなく、別の日に日程をずらすことも考えてもいいでしょう。

通夜は、一般的には、友引の日でも行います。日程をずらす場合は、葬儀・告別式の2日目が友引になる場合と考えてください。

 

葬儀のスタイルと日数の違い


通夜、葬儀・告別式、火葬を2日間かけて行うのが一般的な流れなのですが、葬儀のスタイルによって葬儀の流れや日数が違います。

亡くなった方と生前に親交があった方や仕事関係の方などが参列する「一般葬」や、遺族や親族だけで行う「家族葬」は、2日間かけて行います。

葬儀・告別式のみを行う「一日葬」は、名前の通り全てを一日で行います。

ここからは、葬儀のスタイル別に日数の違いを見ていきましょう。

 

一般葬・家族葬の場合


一般葬・家族葬の場合は、通夜・葬儀・告別式・火葬の流れを、2日間かけて行います。

この2つの葬儀の違いは参列者の数だけで、葬儀の流れは同じです。

一般葬が亡くなった方と親交があった方、仕事関係の方などが参列するのに対し、家族葬は、遺族や親族だけが参列します。

日数は同じなので、どういった方に参列してほしいかで決めるといいでしょう。

一般葬・家族葬の流れを詳しくご紹介します。

 

葬儀の前日


葬儀の前日は、亡くなった方のご遺体を迎えて安置しなければいけません。

病院などでは、数時間以内に霊安室からの移動が求められる場合があるので、ご遺体の安置場所やご遺体搬送のための寝台車が必要です。

自宅にご遺体を安置する以外でも、通夜、葬儀・告別式が行われる斎場や専用の保管施設もあります。

 

葬儀1日目


葬儀の1日目は一般的に通夜が行われます。

全体的な通夜の進行は葬儀社のスタッフがしますので、心配はいりません。

ご遺族も受付開始2時間前までには葬儀会場に到着し、それぞれの役割や段取りなどを確認しておきましょう。

通夜振る舞いの用意がある場合は、焼香を終えた参列者を別室でもてなします。

 

葬儀2日目


葬儀の2日目は、葬儀・告別式・火葬が行われます。会葬礼状や会葬御礼品、受付の準備をしておきましょう。

焼香の順番は通夜と同じで、喪主、遺族、一般参列者となります。

最後のお別れと亡くなった方の棺に生花を入れ、棺のふたを閉めて出棺し、遺族や親族で寝台車に乗せ、火葬場へ行く流れです。

一般的に、午前中に葬儀・告別式、午後に火葬が行われます。

 

一日葬の場合


一日葬の場合は、通夜を行わず、葬儀・告別式のみを行います。

一日葬のメリットは、体力的・精神的な遺族の負担が軽減できるところです。また、遠方に住む参列者の場場合、一日葬であれば日帰りできる点もあります。

一日葬の時間は一般的な葬儀の半分程度なため、仕事などの都合で時間を取れない場合でも、日帰りなら参列しやすいでしょう。

 

葬儀1日目


一日葬は、参列者が集まり、葬儀・告別式を行い、告別式の後、火葬場へ出棺する流れになります。

一般葬・家族葬では、葬儀1日目に通夜、葬儀2日目に葬儀・告別式・火葬をしますが、一日葬では通夜がないため、葬儀・告別式・火葬の一日だけです。

「亡くなってから24時間は火葬ができない」と法律で決められているため、一日葬といっても、亡くなったその日に葬儀が行えるわけではありません。

前日に亡くなった方を搬送して安置し、葬儀社との打ち合わせ・必要な手続きを済ませておきましょう。

 

葬儀日程を決めるときの注意点


葬儀日程を決める際には、いくつかの注意点があります。

上記でも記述しましたが、1つ目は僧侶の都合、2つ目は火葬場の空き状況、そしてもう1つ大事なのが、遺族・親族、参列者の都合です。

日程を先に決めると、後から僧侶が来ることができないということが起きたり、「参列したいのに都合が合わず参列できなかった……。」なんてことになりかねません。

そんなことが起こらないよう、日程を決める際には必ず先に周りの都合を確認しましょう。

 

近い親族と相談して決める


日程を決める時には、喪主となる方の家族の都合も確認しましょう。

喪主が配偶者の場合はそれほど問題ないかもしれませんが、喪主を務める方が配偶者以外の場合、その家族の方は急には仕事が休めないかもしれません。

また、親族が遠方に住んでいる場合は都合がつかなかったり、高齢の場合は体調のこともあります。

喪主の家族・親族と相談して、できれば全員の都合が合う日に日程を決めましょう。

 

火葬場の定休日を確認する


火葬場の定休日・空き状況を確認するのも大事です。火葬場は友引を休みにしているところも多くあるので注意しましょう。

火葬場が休みならもちろん火葬はできませんし、希望の時間帯に空きがなくても火葬はできません。

希望の時間帯に空きがある火葬場を探して、遠くの火葬場になる場合もあるかもしれませんが、そうなれば高齢の方は体力的にも大変ですし、遺族の方も思った以上に費用がかかってしまいます。費用面や体力的にも最善の場所で行えるよう、日程を決める時には火葬場の空き状況を確認しておきましょう。

 

参列者のことを考えて開式時間を設定する


親族のなかには、遠方から葬儀に参列する方もいらっしゃると思います。

開式時間が早いと、葬儀が終わった後に休息をとる時間が取れ、遠方まで帰るのに時間の余裕ができます。

開式時間が遅いと、遠方からくる親族が前日からくる必要がなく、ホテル代などの費用が削減でき、葬儀当日に来ることができるというメリットがあります。

どちらにも異なるメリットがあるので、遠方から参列する親族の都合も考えて開式時間を早くするのか、遅くするのか決めましょう。

 

葬儀に関するご相談なら「雅葬会」へ


AdobeStock_119650331 (1)

通夜・葬儀・告別式と聞いたことがあっても、どんな目的で行われているか知らない方も多いと思います。全ては亡くなった方との最期の時間を過ごす大切な行程です。

みなさんがゆっくりとお別れの時間が過ごせるよう、参列者の都合も考慮して決めるようにしましょう。

たくさんの決まりごとがあるように思いますが、まずは葬儀の形式を決め、この記事で紹介したポイントをひとつひとつおさえていけば大丈夫です。喪主になる方は精神的な負担も大きいですが、この記事がそういった方の参考になれば幸いです。