葬儀の参列はどこまで?立場別の参列目安をご紹介 | 相模原・八王子・多摩で低価格で高品質の葬儀なら【雅葬会】

0120-066-382
葬儀の豆知識
葬儀の参列はどこまで?立場別の参列目安をご紹介
image3

親族であったり職場の方であったり、いつどなたの訃報が届くのかは予想できません。

訃報が届いたとき、故人やご遺族との関係性によって、どこまで参列するべきなのか。

立場別に、さまざまな視点でご紹介します。基本的なマナーや決まりについてもしっかり解説しているので、「こんなときどうしたら良いのか……」という疑問を、この記事で少しでも解消できれば幸いです。

 

葬儀の参列範囲に決まりはある?


結婚式とは違い、葬儀には「招待状」というものがありません。

しかし、たいていの場合は喪主を中心としてご遺族がどの範囲まで訃報を知らせるかを判断するのではないでしょうか。それでも、いくら遺族だからといって故人の人間関係をすべて把握しているわけではありません。葬儀の参列範囲に決まりはないのです。最後のお別れを我慢する必要はなく、迷うのであればご挨拶に伺うのが良いといえます。

 

会社関係の場合


自分と関わりのある上司や同僚が亡くなった場合、葬儀に参列した方が良いのはいうまでもありません。迷うのは上司の身内や同僚の身内、そして取引先の方が亡くなった場合ですよね。基本的には、上司・同僚の身内は両親・配偶者・子供といった一親等以内の方がお亡くなりになった場合に参列することが多いです。全く関係もなかった同僚の葬儀まで参列することは決してなく、自己判断で良いでしょう。また、取引先に関しては会社を代表して参列することが一般的といえます。誰が行くかは会社内で相談するのが良いでしょう。

 

友人・知人の場合


友人・知人の場合は、その方との関係の深さによるというのが結論です。

それによって、参列するか否か、また参列する場合はどこまで参列するのかを決めておきます。会社関係者と同様で、全く関わったことのない、名前だけは知っているというような関係の方の葬儀にはわざわざ出席する必要はないのです。葬儀に行って、きちんとお別れをしたいと思える友人・知人の葬儀には参列し、手を合わせるのが良いでしょう。また、周囲との関係もある場合、聞きやすい友人や知人と相談するのも良いと思います。

 

家族葬の参列は勝手にしても良いの?


image1

近年は、大勢の方を招いた葬儀よりも、家族葬といって近親者でささやかに送り出す葬儀が多くなっています。その背景には、新型コロナウイルスの流行はもちろん、どこまで声をかければ良いか、ご遺族自体が迷っていたり、参列者に漏れが発生し失礼があっても対応しきれない……というお気持ちからではないでしょうか。それでも弔問したいという弔意がある場合は、どうすれば良いのでしょうか。下記で、詳しい日程がわからない場合など、シチュエーション別に細かく解説していきます。

 

訃報の知らせや葬儀に関する手紙が来た場合


前述したように、知らせる範囲は喪主を中心としてご遺族が決めるのが一般的です。

葬儀の形式が家族葬であったとしても、訃報が届くということは、ぜひ自分たちと一緒に故人を送り出してほしいという想いがあってのことだと思います。知らせが来たのであれば、遠慮せずに葬儀に参列して良いと思います。どこまで参列するかは、伺った際にそれとなく伺ってみるのが良いのではないでしょうか。あくまで、喪主やご遺族の気持ちに寄り添い、お邪魔にならないように参列しましょう。

 

特に詳しい日程をもらっていない場合


葬儀参列へのお声がかかっていて、日程がわからない場合は電話などでお尋ねして問題ありません。もしも葬儀へのお声がかかっていなく、弔問を希望する場合は、お付き合いの深さなどにもよりますが、お尋ねすること自体は失礼にはあたりません。

ただ故人やご遺族の意向で、近親者のみで行いたい場合や、一般会葬者は招かないと決めている旨を言われた場合には、葬儀への弔問は遠慮するのがマナーです。

どちらにせよ、まずはご遺族のお気持ちを優先し、弔意をお伝えしてから尋ねるのが最低限守りたいところです。

 

一日葬や直葬の場合は?


これまでは、お亡くなりになってから、通夜・葬式・告別式と段階を踏んで大勢の方に来ていただく葬儀が一般的でしたが、近ごろは一日葬という、この段階を一日で終わらせてしまうものや、直葬といって、通夜・告別式は行わず納棺後、すぐに火葬まで行ってしまう葬儀もあります。これはご遺族の体力的、精神的な負担が軽減されるという考え方もできます。このような形式を選択する場合の多くは、少人数でかつ身内だけで送り出したいという気持ちが強いからではないでしょうか。

それでも、お線香の一本くらい上げさせてほしいという気持ちになることは、もちろん悪いことではありません。その場合は、喪主か連絡の取りやすいご遺族を通じて必ず確認をした上で、どうぞといわれた場合のみ伺うのが良いとされます。

 

葬儀に参列できない場合のマナーをご紹介


image2

結婚式のように、〇月〇日!という予定が立てられないのが葬儀です。体調不良であったり、仕事の都合、事前に決まっていた予定と重なった場合など、訃報を受けても参列がかなわないのは誰にでも起こりうることです。断ったから悪い人、というわけではありません。

それでは、どのようにして行けない旨を伝えれば良いのでしょうか。そして、その後にやるべきことは何でしょうか。基本的なマナーを4つに分けてご紹介します。失礼になることがないよう、しっかりと押さえておきましょう。

 

喪主へ当日いけない旨を伝える


どうしても葬儀に参列することができない場合、電話などで手短にその旨をお伝えします。その際は、まずは弔意をお伝えし、どうしてもいけないことをお詫び申し上げましょう。もしも結婚式などの慶事と重なってしまっていけない場合は、その理由は失礼にあたりますので伏せるのが一般的なマナーです。体調が悪いことや、どうしても外せない予定がありまして……と濁してお伝えしましょう。お断りしても、とがめられることではありません。

また、この連絡をする際にはポイントとなるのは「手短に済ませる」という点です。ご遺族も、突然のお別れで気が動転していることは間違いありません。お伝えするべきことを淡々とお伝えするのが良いでしょう。

 

電報や供花を送る


こちらの都合で葬儀に参列することができなかった場合、電報や供花で弔意を表すこともできます。インターネットで調べると、当日でも電報を配送してくれるサービスも多く、また、デザインもさまざまです。価格も1,000円程度から取り扱っているため、言葉は悪いですが、手軽に利用することができます。お花についても同様ですが、大切なのは価格より気持ちです。

いけないから仕方ない、で済ますにはどこか罪悪感も残ってしまうはず。お電話で伺えない旨をお伝えしたとき、それとなく会場や時間を伺っておくのをお忘れなく。

 

葬儀後に香典を送る


お香典を郵送したい場合は、普通郵便で送ることはできません。必ず現金書留専用の封筒を使いましょう。また、直接この封筒に現金を入れて送ってはいけません。不祝儀袋に入れ、それをさらに現金書留専用の封筒に入れる必要があります。封筒を購入する際には、不祝儀袋ごと入るサイズの現金書留封筒を購入します。

これは郵便局の窓口のみでの取り扱いで、ポストへの投函はできません。また、お金だけを送るのではなく、お手紙を同封し、弔意をお伝えするのが良いでしょう。

 

後日直接伺う


葬儀・告別式に参列できない場合、急遽駆けつけるにはお通夜が一般的とされています。しかし、前述のように最近は手短に終わってしまうコンパクトな葬儀が多いのも現実です。どうしても参列ができず、後日ご挨拶に伺う場合、ご自宅へ弔問するのも一つです。

その場合、葬儀や告別式が済んでから、ご遺族に連絡をしましょう。四十九日までに伺うことがマナーです。いつならご迷惑にならないか、きちんとお伺いします。服装は平服で伺う方が良いでしょう。もちろん華美な服装やアクセサリー等、最低限気を遣うのは当たり前ですが、葬儀が終わって前を向こうと頑張っているご遺族をまた悲しい気持ちにさせないための配慮でもあるのです。

 

まとめ


今回は、葬儀参列のための決まりやマナーについてご紹介しました。

「これはこうするべき!」という絶対的な決まりはないのですが、失礼のないように気をつけましょう。大切なのは故人、そしてご遺族のお気持ちに寄り添うということです。

葬儀だからといって決して身構える必要はなく、あくまで故人との関係性などから自己判断して良いのです。喪主やご遺族に連絡される場合には、まず弔意をお伝えし、深く入り込むことなく、お話をしましょう。

ただ、中には故人との思い出を聞きたいと思っているご遺族もいらっしゃると思います。

思い出話で温かい気持ちになることも、故人を送る一つの方法でもあるのではないでしょうか。

お遺族側も、故人が亡くなられた深い悲しみの中で、死別直後に事柄を進めなくてはならないのは大変な負担です。雅葬会は葬儀参列の範囲についても、ご遺族様の意思に寄り添ってご提案いたします。アフターサポートまで一貫して承っているので、葬儀のことについては、雅葬会にお任せください。