葬儀に参列できないときの対応方法は?マナーや連絡方法を解説 | 相模原・八王子・多摩で低価格で高品質の葬儀なら【雅葬会】

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葬儀の豆知識
葬儀に参列できないときの対応方法は?マナーや連絡方法を解説
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死者を葬るために行われる葬儀。しかし、訃報は突然伝えられるので、遠方にいる場合や外せない仕事がある場合は参列が難しいですよね。葬儀に参列できないときの対応方法を知っておかないと、失礼にあたる場合があります。今回は、葬儀に参列できないときの対応方法や連絡方法を解説するので、ぜひ参考にしてください。

葬儀に参列できない状況とは  


以下では、葬儀に参列できない状況について解説します。故人を偲ぶ大切な行事である葬儀ですが、事情によっては参列できない場合もあります。また、場合によっては急遽参列が不可能になるケースもあります。参列できない状況になってから焦らないためにも、ぜひ以下の項目を参考にしてください。なお、やむを得ない事情がない限りはできるだけ参列するようにしましょう。

仕事が忙しい  


仕事が忙しいとなかなか休みが取れないため、お通夜や葬儀に参列できません。また、他の人に引き継げる仕事ならお願いできますが、引き継げない仕事をしている場合は参列が難しいです。葬儀の予定は前々から決められているわけではないので、すぐには休みを取れない方もいます。

さらに、出張をしていたり、どうしても外せない仕事が立て込んだりしている場合も参列が難しいですよね。その場合は、無理に取り繕わずに参列ができない旨を連絡してください。なお、正直に仕事が立て込んでいて参列できない旨を伝えても、マナー違反にはなりません。

遠方で行けない  


海外に住んでいたり、会場が遠方にあったりする場合は参列するのが難しいですよね。また、住んでいる地域から会場までの移動が1日以上かかる場合は、無理に時間を作っても間に合わないことが多いです。

そのため、どうしても遠方で行けない場合は、後日改めて弔問に伺う旨を伝えましょう。遠方から無理に急いで訪れるより、弔問の予定を改めて立てる方がゆっくりと見送れます。なお、家族や友人が会場の近くに住んでいる場合は、代理で参列してもらうのもおすすめです。

コロナウイルス感染のリスクがある  


近年は、新型コロナウイルスに感染するリスクがあるため、県外への移動や大人数で集まるイベントの開催が控えられています。また、感染症対策を徹底していても、100%感染のリスクがないとはいえないので、葬儀への参列に不安を感じる方が多いです。

新型コロナウイルスに感染するリスクを考慮して参列をしない場合は、弔電でお悔やみの気持ちを伝えるのがおすすめです。なお、最近はオンライン葬儀を行っている場合もあります。そのため、オンライン葬儀が行われるかどうかも確認してください。

葬儀に参列できない場合は参加辞退の連絡を入れる


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以下では、参列できない場合に遺族に対して参加辞退の連絡を入れる方法を紹介します。やむを得ない事情があって葬儀に参列できない場合は、参加辞退の連絡を入れるのがマナーです。そのため、いただいた連絡を放置したり無視したりするのは避けてください。なお、朝早くや夜遅くの連絡になってしまった場合は、一言お詫びの言葉を入れてください。

電話  


参列できない場合は、電話で参加辞退の連絡を入れるのがおすすめです。訃報は突然来るものなので、仕事や遠方にいるという理由で参列を断る場合は正直に伝えてもマナー違反になりません。また、電話は声で伝えられるので、お悔やみの気持ちが相手に伝わりやすくなります。

しかし、電話で参加辞退の連絡を入れる場合は、遺族が忙しくない時間を計らなければなりません。そのため、電話で参加辞退の連絡を入れる場合は、長電話にならないように簡潔に伝えてください。

メール・LINE


電話での参加辞退の連絡が難しい場合は、メールやLINEを使って連絡しても問題ありません。メールやLINEなら準備に追われている遺族の時間を取らずに伝えられます。

しかし、遺族は葬儀の準備に追われているため、メールやLINEをチェックしていない場合があります。そのため、メールやLINEを送っても返信がない場合は、改めて電話で連絡をしてください。なお、どんなに親しい間柄でも、弔事であることを忘れずに丁寧な文面を心がけましょう。

手紙  


電話での参加辞退の連絡が難しい場合は、手紙を使うのも1つの方法です。手紙なら、準備で慌ただしくしている遺族の時間を取らずに済む他、お悔やみの気持ちを伝えやすいです。しかし、手紙は相手に届くまでに時間がかかるので、葬儀までに間に合わない場合があります。

また、訃報を聞いてからあまり時間を置かずに参列の辞退を伝えるのがマナーです。そのため、まずは電話やメールで連絡をしましょう。その後、手紙を使ってお悔やみの気持ちや参列できなかったお詫びの気持ちを伝えるのがおすすめです。

葬儀に参列できないときのマナーは?


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以下では、参列できないときのマナーについて解説します。やむを得ない事情で参列できないのは仕方ないですが、参列できない場合には注意しなければならないことがあります。マナーを守らないと故人や遺族に失礼にあたるので、必ず守ってください。また、参列できない場合でもしっかりとお悔やみを伝えたいという気持ちは持っておきましょう。

弔電を打つ  


参列できない場合は、弔電でお悔やみの気持ちを届けるのがおすすめです。また、目上の方へのお悔やみは弔電で伝えるのが好ましいです。しかし、弔電は弔問と同等の弔慰にあたらない場合もあります。そのため、弔電だけでなく後日弔問に伺うという気持ちを表明しておくのがおすすめです。

しかし、弔電は葬儀が始まる前までに届けるのがマナーです。弔電が間に合わないのは失礼にあたるので、葬儀が始まる時間をしっかりと確認してから送りましょう。なお、NTT東日本では、夜の19時までに申し込めば当日配達を行ってもらえます。

レタックスでも代用できる  


参列できない場合は、レタックスでお悔やみの気持ちを伝えるのもおすすめです。レタックスは、日本郵便が提供している、レターとFAXが複合したサービスです。当日の15時までに申し込めば、当日配達を行ってくれます。

また、レタックスは文字数に関係なく一律料金で取り扱ってもらえるため、できるだけ早く届けたい方や、長い文字数を送りたい方におすすめです。なお、忌み言葉を使うと失礼にあたるので、忌み言葉に注意しながら作成してください。

供花を送る


参列できない場合は、供花を送るのがおすすめです。供花とは、葬儀で故人に供える花であり、お悔やみの気持ちを込めて供えます。遺族に式場を聞いておけば、お悔やみのメッセージを添えた供花で弔いの意を示せるのでおすすめです。

また、供花は連名でも送れるので、複数の友人と送りたい方にもおすすめです。しかし、葬儀会場によっては決められた花しか飾れない場合があります。そのため、供花を送る場合は事前に葬儀会社に連絡して手配したい趣旨を伝えてください。

香典を送る


参列できない場合は、香典を送るのもおすすめです。香典とお悔やみの気持ちを書いた便箋を現金書留に入れて喪主の自宅に届くように送りましょう。葬儀後1週間くらいの間に送るのが適切です。

また、代理人を立てて香典を届けてもらうのも良いでしょう。代理人を立てて香典を届けてもらえば、弔問と同等の弔意を示せます。なお、代理人は故人と面識がない方でも問題ありません。どうしても弔問したい場合は、後日改めて伺う旨を合わせて連絡しておきましょう。

後日弔問に伺う


参列できない場合は、後日弔問に伺うのもおすすめです。遺族にお悔やみの言葉を伝えて、お線香をあげさせていただきましょう。しかし、遺族によっては後日の弔問を受け付けていない場合があります。そのため、後日弔問に伺って良いかを事前に電話で確認してください。

葬儀後の弔問は、四十九日頃までが良いといわれています。なお、四十九日を過ぎたからといって弔問に伺ってはいけないわけではありません。もし、四十九日を過ぎてから訃報を知った場合は、遺族に確認をしてください。

弔問のときのマナー


弔問は、喪服ではなく平服で行くのがマナーです。男性の場合はビジネススーツやジャケット、女性の場合はワンピースやアンサンブルがおすすめです。地味な色で喪服に見えないものを選びましょう。遺族に少しでも悲しみを思い出させないよう配慮するためにも、必ず平服を着用してください。

なお、弔問に伺う際は、結婚指輪以外のアクセサリーを外すのがマナーです。また、靴やバッグも光沢のないシンプルなものを選んでください。手土産は不要とされている場合が多いですが、故人が生前好きだったものを知っている場合は、その品を持っていくのもおすすめです。

まとめ


今回は、葬儀に参列できないときの対応方法や連絡方法を解説しました。故人を偲ぶための大切なイベントではありますが、やむを得ない事情で参列できない場合もあります。そのため、もし参列できない状況になった場合は、供花や弔電を送るのがおすすめです。

また、どうしても弔問したい場合は、葬儀後3日以降に弔問するのもおすすめです。その場合は、弔問に伺っても良いかを遺族に事前に確認してください。葬儀に参列できないときの対処方法を理解しておき、失礼のないように故人を見送りましょう。