知っておきたい葬儀のさまざまなマナーについて | 相模原・八王子・多摩で低価格で高品質の葬儀なら【雅葬会】

0120-066-382
葬儀の豆知識
知っておきたい葬儀のさまざまなマナーについて
いつどのような場面で葬儀に参列することになるかわからないからこそ、そのマナーはしっかりと身に着けて恥ずかしくない振る舞いをしたいですよね。しかし、葬儀というものは特別なものですから、なかなかそのマナーを身に着ける機会がなかったり、忘れてしまったりする場合もあるでしょう。そこでここでは、いざという時に身に着けておきたい葬儀のマナーについて、その男女別の服装や香典の包み方、挨拶のマナーなどについて紹介していきます。

 

葬儀に参列するときの服装マナー


葬儀女性

葬儀に参列するときに、初めに気になるのはその服装ですよね。

葬儀の時の服装は、黒いスーツなどの幅であればいいのではないかという人もいるでしょうが、実は葬儀の時の服装には細かいマナーがあります。ここでは男女別に、その服装のマナーについて紹介していきます。

 

【男性の服装マナー】

男性が葬儀に参列するときには、黒いスーツのイメージがありますが、葬儀の時に着るのは準礼装と呼ばれる喪服です。

男性は、黒の上下に白いワイシャツ、黒いネクタイといった服装がマナーとされていますが、そのネクタイなどにも選び方のマナーが存在しています。

 

まず、ネクタイは、光沢がなく無地の黒いものを選びましょう。結び方は、くぼみのないものにします。この時に、ネクタイピンなどをつけてしまうことはマナー違反になりますので注意しましょう。

 

また、葬儀の時には、ポケットにチーフは入れないようにしましょう。

上着は、シングル、ダブルの決まりはなく、黒いもの、ズボンはシングルにし、この時のベルトや革靴は光沢がないものを身に着けるように気をつけましょう。

 

葬儀の時に、ビジネススーツの代用はあまり好ましくありません。ビジネススーツは、葬儀用のものに比べて少しグレーがかっているものが多く、葬儀用のものと比べると色の違いがはっきりしやすく目立ってしまう場合があります。

 

【女性の服装マナー】

女性が葬儀に参列するときに一般的な服装は、準喪服と呼ばれるものです。葬儀の時には、黒く、無地のワンピースなどを着用します、このとき、生地は光沢がないもの、また透け感がないものを選ぶように注意しましょう。スカートの丈は、ひざしたよりも長めになるようなものを選び、ワンピースの上には黒いジャケットを羽織ることがマナーとされています。

 

宝飾品は避け、首には1連の真珠のネックレスをしましょう。色は白でも黒でも構いません。ネックレスは不幸が重ねて続くことを連想させる2連のものはやめましょう。バックも光沢がない黒のものを選ぶようにしましょう。

 

参列者の葬儀のマナーについて


葬儀 マナー

服装の他にも葬儀には知っておくべき様々なマナーが存在しています。

ここでは参列者の葬儀のマナーについて紹介します。

 

【遺族への挨拶】

葬儀の場で遺族に挨拶をするときには、「この度はご愁傷でございます。心よりお悔やみ申し上げます。」「この度はご愁傷さまでございます。心よりご冥福をお祈り申し上げます。」などの言葉をかけるようにしましょう。

 

【香典のマナー】

葬儀の時に困るのが香典です。ここでは一般的な香典について紹介します。

香典は、上司や同僚など、仕事上の付き合いの場合には30代までは5,000円、40代からは10,000円ほど、取引先には10,000円ほどを包みましょう。

 

親戚の場合には、祖父母が10,000円、叔父、叔母は10,000円、兄弟が30,000円から50,000円、両親が100,000円です。

近所の場合には5,000円が一般的とされています。

 

香典は、新札は用いずに向きを揃え、人物がいない方が見えるように中袋に入れます。外袋は、左、右、下、上の順番で包み、上側が表に出ているようにし。水引の中に入れます。

 

【渡すタイミング】

香典を渡すタイミングがわからないという人も中にはいるでしょう。ここではその渡し方について紹介します。

 

葬儀の場に到着したら、まずは受付に向かい、会葬カードに記入をしましょう。そして、記入が終わった会葬カードを受付の人に渡します。この時に一緒に香典を渡します。渡すタイミングで、「ご愁傷さまでした。」など一言添えると良いでしょう。

 

喪主・遺族の葬儀のマナーについて


葬儀

葬儀は喪主や遺族として参列する場面がやってくることもあります。

そのときに知っておきたいマナーについて紹介していきます。

 

【参列者への挨拶】

喪主や遺族は突然の不幸で慌ただしくしていることが多く、参列者へ気を回すことは大変ですが、参列者はわざわざ駆けつけていただいているわけですから、必ず葬儀への参列の感謝を伝えるようにしましょう。

 

参列者へは、「お忙しいところ、お越しいただきありがとうございます。」や、「生前は○○がお世話になりました。」「遠いところをお越しいただきありがとうございます。」など短い挨拶で構いませんから、参列者にご足労をいただいたことを感謝しましょう。

 

【立ち振る舞い】

喪主や遺族は葬儀の時にどのような立ち振る舞いをすればいいのか、忙しい中で大変ですが、ここではその振る舞い方について紹介します。

喪主や遺族は、突然の不幸による通夜や告別式で、慌ただしい様子や、悲しんでいるため、葬儀の時にどのようにふるまっていればいいのか、わからなくなってしまうことがあると思います。

 

しかし、遺族や喪主は、故人をおくるための大切な役割を担っている、参列者へ故人に代わって感謝を伝えるなどさまざまな役割があります。

 

まとめ


葬儀の時には、わからないことは葬儀社の人に細かいことでも聞くようにしましょう。

葬儀社の人は、葬儀のプロですから、困った場合にはアドバイスをしてくれます。また、段取りなども葬儀社の方から伝えてくれますから、あまり心配することはありません。

 

喪主や遺族が一番心がけるべきことは、参列者へのマナーです。参列者の中には故人と長く親交のあった方や、取引先などの方もいらっしゃいます。仕事などで忙しい中、予定を立てて参列してくださるわけですから、忙しく、慌ててしまっていても、感謝の気持ちは忘れずに挨拶をしましょう。

 

また、故人をしっかりと送るために、落ち着いた立ち振る舞いをして、葬儀を行いましょう。