寺ではなく、神社でお葬式はする?神道のお葬式の費用やマナーについて | 相模原・八王子・多摩で低価格で高品質の葬儀なら【雅葬会】

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葬儀の豆知識
寺ではなく、神社でお葬式はする?神道のお葬式の費用やマナーについて
神社
お寺でのお葬式は見かけますが、神社でのお葬式はなかなか見かけることがありません。
実は、神道の葬儀は、仏式の葬儀とは考え方がちょっと違うことに理由があります。

そこで、今回は神社でお葬式はするのか?神道のお葬式の費用やマナーについて解説していきます。

神社でお葬式はする?


神社で葬式をすることはありません。神社は神様を祭る場所として知られています。神道とは日本に古くから伝わる宗教で「八百万の神」の神々を信仰する宗教のことをいいます。
自然にある石、木、森などに神様が宿ると考えられています。

神道にとって神社は聖域となります。
また、死は穢れ(けがれ)を指して「不潔」「不浄」を意味しており、神の神聖な場所の神社に、穢れを持ち込むのは禁止とされているからです。

人の死を表現すると、身近の親しい人間を亡くして、生命力が尽きた状態をいいます。
気が枯れるとも記すので「穢れ」と捉えられ神社には相応しくないとし神社の立ち入ることが禁止されています。このような理由から神社では葬式は行わないのです。

神道のお葬式とは?


神道のお葬式は「神葬祭」といわれています。先にも述べましたが、神道では死は穢れ(けがれ)を指して「不潔」「不浄」を意味しており、神の神聖な場所の神社に、穢れを持ち込むのは禁止とされています。

主に、神道の葬式は葬祭場か自宅で行われることが多く、神道式の葬式は故人を家に留め、家の守り神とするための儀式とされています。

神道は「故人をお見送りするための儀式ではなく」「守護神となって家を守ってくれるようにするための儀式」が行われることになります。

神道のお葬式の流れ


葬儀

ここでは「神葬祭」の流れを

  1. ①帰幽奉告(きゆうほうこく)

  2. ②枕直しの儀

  3. ③納棺の儀

  4. ④通夜祭と遷霊祭

  5. ⑤葬場祭

  6. ⑥火葬祭


の順に解説していきます。

1.帰幽奉告(きゆうほうこく)


訃報を聞いたあとに神棚や祖霊舎に対し、故人の死を奉告する儀式です。奉告後は神棚と祖霊舎の扉に白い紙を貼って封じます。

2.枕直しの儀


遺体を北枕に寝かせて部屋に安置し、白い布で顔を覆って近くに祭壇を置きその上にお米、お塩、お水、お酒を故人の好物などを乗せます。そして、枕元に守り刀を置きます。守り刀には死者を悪い霊から守るという意味もあります。

3.納棺の儀


ご遺体を清めて男性は白丁(はくちょう)(烏帽子)(笏)を女性は白い小袿(こうちき)束に着替えさせ、扇を入れ棺の中に遺体を納めたら棺を白い布で覆います

4.通夜祭と遷霊祭


通夜祭に参列するすべての人は両手と口を水で清め、神職が祭司と祭文を唱え、神職の代表者、斎主が故人がお亡くなりになったことを奉告し、故人が守護神としてご遺族を守るように願い祝詞を読み上げます。

ご遺族を含めた参列者は、玉串奉奠(たまぐしほうてん)を行い、故人や神様に対して拝礼します。引き続き遷霊祭(せんれいさい)が行われます。故人の霊をご遺体から抜いて仏式では位牌に当たる霊璽(れいじ)に移す儀式です。

この儀式の際は、すべての部屋のあかりを消して真っ暗にして行うものです。

5.葬場祭


仏式の「告別式」にあたります。おおまかな流れは通夜祭と同じですが、故人に最後の別れを告げるメインとなる儀式です。

弔辞奉呈(ちょうじほうてい)、弔電奉読(ちょうじほうどく)、神職による祭詞奏上(さいしそうじょう)、玉串奉奠(たまぐしほうてん)が行われます。

6.火葬祭


火葬場へ移動しご遺体を火葬します。
火葬場で神職が祭詞を奏上し、参列者が玉串を捧げる儀式で、火葬祭が終わったら遺体を火葬します。

待機中は、お茶や菓子などを食し故人との思い出話を語り合いになり、火葬が終わると骨壺にご遺骨を納めます。

7.埋葬祭


今までは、火葬が行われたあとに埋葬が行われていましたが、現在は火葬~暫く置いておく帰家祭を行う人も増えてきています。ご遺骨を一度家に持ち帰って50日後の五十日祭で埋葬します。埋葬は五十日祭が目安になることが決められているのです。

8.帰家祭と直会(なおらい)


帰家祭は、火葬場から戻ってきた故人のご遺骨を自宅に持ち帰って神様に火葬まで無事に終えたことを奉告するための儀式になります。
自宅に入る前は、手を塩や水で清め葬儀の終了を霊前に奉告します。

帰家祭が終わったあとは神職や参列者への労いや感謝の気持ちを込めて直会という宴の席があり、これで神葬祭は終わりで、このあとは節目となる日や年に供養となる霊祭を行います。

神道のお葬式の費用


お金

最近は葬儀の方法も変わってきており、一般葬とは違った葬儀が増えてきています。一般葬は100万円~120万前後が葬儀にかかる費用ですが神道の葬儀の相場は、80万~140万が相場になります。

祭壇のランクや葬儀の規模、地域の差によっても金額に幅が広がります。神道の葬儀は仏式とは違い戒名料もかからないので、安く済ませられると思いがちですが、神道式は玉串や、神饌物費用が必要となりますので、仏式よりも費用がかかる場合があります。

また、神道の葬儀は、神社から来る神職に対しての、御祭祀料(謝礼)が必要になります。御祭祀は神職に祈祷してもらった謝礼として渡す費用のことです。

神道のお葬式のマナー・注意点


数珠は使用しない


数珠は僧侶の読経の数を数えるために使っていたものなので神道では使いません。
また数珠は、仏式で仏さまの世界へ旅立つ故人を、礼拝する際に使うので、仏式で使われる数珠は持って行かないように注意してください。

仏式用語は使わない


神道の葬儀では仏式用語は使いません。「ご冥福」「成仏」「供養」などの言葉は、仏式思想のものなので神道の葬儀で使うことはマナー違反になります。
神道では「人間の死」は悲しむべきことではないと考えられているからです。

神道の葬儀の場合は「御霊(みたま)のご平安をお祈り申し上げます」「ご愁傷さまでございます」など仏式用語が使われていなければ問題ありません。

服装は喪服で


神道の葬儀での服装は仏式の場合と同じ一般的な喪服で問題ありません。
男性も女性も黒で靴下、ストッキング、バッグ、靴など、黒が基本です。持ち物も黒に統一してアクセサリーなどは外します。

まとめ


神道の葬儀は神社では行いません。最近は葬儀の方法も変化し、一般葬とは違った葬儀が
増えてきています。

神道のお葬式の費用は80万~140万が相場でなっており、祭壇のランク、規模、地域によっても金額が違います。神道の葬儀では、仏式で使う数珠は使わないように注意してください。

また「ご冥福」などの言葉を使うとマナー違反になるので気をつけるようにしましょう。