仏教の葬儀はどうしたらよいの?気をつけるポイント | 相模原・八王子・多摩で低価格で高品質の葬儀なら【雅葬会】

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葬儀の豆知識
仏教の葬儀はどうしたらよいの?気をつけるポイント
 

仏教の葬儀は、ひとことでいうと「静」です。
音楽や歌などを用いるキリスト教などの葬儀とは異なり、その静けさのなかで悲しみを癒していきます。
仏教の葬儀は宗派によって異なりますが、一般的なマナーとして数珠と焼香の作法を押さえておけば安心です。
仏教の葬儀は、人生が終わったとき、仏様に生きさせていただいてありがとうと感謝する場であるという考え方をします。

もしわからないことがあれば、雅葬会は神奈川県相模原を中心に、東京八王子・多摩地区の葬儀を専門に受付しております。葬儀の相談・依頼がありましたらぜひ、お気軽にお問い合わせください。雅葬会0120-066-382

仏教のはじまりは?


仏

仏教のはじまりは約2,500年前であるといわれており、インドのゴータマ・シッダールタ(お釈迦様)によって生まれました。
ゴータマ・シッダールタは貴族の生まれでしたが、ある日一般庶民の暮らしを目にしたとき、自分が育ってきた環境とあまりにも違う厳しい現実に衝撃を受けます。

その後、一人の僧侶と出会い、そこから僧侶の生き方に感銘を受けて僧侶を志します。
何年もかけて瞑想による修行を行い、悟りを開いたゴータマ・シッダールタは教えを説いてまわります。それが仏教へと発展していったのです。

 

仏教の葬儀の作法・マナー


アクセサリー

仏教の葬儀のマナーは宗派によって異なるため、一般的な数珠の使い方と焼香の作法を押さえておくとよいでしょう。

 

【数珠の使い方】


参列する際にはなるべく持参しますが、ない場合は持参しなくても問題ありません。
数珠は自分の宗派のものを使用してかまいません。どんな場合も畳や椅子の上に直接おいてはいけません。使わないときは鞄にしまいます。

数珠を使用しない場合は、左手の親指と人差し指の間にかけて持ちます。焼香する際は、体の前に数珠をかけて左手を差し出して、右手で焼香しましょう。

合掌する際は、数珠を両手の親指と人差し指の間にかけて行います。
派手な色目ではなく、落ち着いた色合いのものを一つ用意しておくと便利です。

 

【焼香の作法】
通夜、葬儀、告別式では、参列者の心身を清め、故人の冥福を祈るために焼香が行われます。
焼香には、立って行う「立礼(りつれい)焼香」、座って行う「座礼(ざれい)焼香」、盆にのった香炉と抹香を参列者の間で回す「回し焼香」があります。

焼香の作法は、宗派や地域によって異なるため、葬儀に参列する前に確認しておくと安心です。

 

【立礼焼香の作法】
立った姿勢で行う立礼焼香は、椅子席の式場の場合に多く用いられます。

自分の番が来たら次の人に軽く会釈をして、祭壇に向かい、祭壇の前で遺族と僧侶に一礼した後、祭壇前に進んで遺影に一礼します。
右手で、3本指を使って香をつまみます。このとき数珠は左手に持ちます。

つまんだ香を、目の高さでおしいただきます。
そして香を静かに香炉へくべます。焼香後は、遺影に向かって合掌し、故人の冥福を祈ります。

 

【座礼焼香の作法】
座礼焼香は座って行う焼香で、式場が畳の場合に用いられます。
まず次の人に会釈して、祭壇の近くへ中腰で進み、座って遺族と僧侶に両手をついて一礼すします。
遺影に向かって一礼し、両手で体を支えて膝をついたまま移動し「膝行」という動作で、座布団に上がり正座をして焼香します。

焼香を終えたら、合掌し、故人の冥福を祈ります。
遺影の方を向いたまま、ひざまずいたまま退き、座った姿勢で僧侶と遺族に一礼してから立ち上がり、中腰で席へ戻ります。

 

【回し焼香の作法】
回し焼香は、自宅で葬儀や法要を行う場合に用いられます。
香炉がのった盆が回ってきたら、前の人に軽く会釈をして、自分の膝の前に置き、遺影に向かって一礼します。

焼香が済んだら、遺影に向かって合掌して冥福を祈り、盆を両手で持って次の人へ渡します。
椅子席の場合の回し焼香は、膝の上に盆を置きましょう。

 

【線香の場合の作法】
通夜や法事の焼香では、線香を用いることもあります。
焼香の作法は、線香を右手で取り、ろうそくで火をつけます。線香を左手に持ち替えて、右手であおいで消します。再び右に持ち替えて、香炉に立てます。複数立てる場合は、1本ずつ離して立てます。

 

仏教の葬儀の流れを確認しよう


ランプ

仏式の通夜は、僧侶の読経、遺族や親族の焼香、一般参列者の焼香の順に進みます。

 

【仏式葬儀~通夜~】
葬儀のおおまかな流れを把握しておくことで余裕をもって行動できます。
ぜひ確認しておきましょう。
通夜は午後6時か7時ごろから始まり、1~2時間程度で終える「半通夜」が一般的です。

通夜では、まず受付をして、祭壇のある部屋へ向かい、先客に一礼して入室します。
遺族が参列者のあいさつを受けている場合は、順に並んでお悔やみを述べます。
席次が決められている場合は案内に従いますが、決められていない場合は先着順に着席します。

 

【仏式葬儀~葬儀・告別式・出棺~】
葬式は遺族や親戚、親しい友人などが故人の成仏を祈る儀式で、告別式は故人にゆかりのある人が、最後にお別れを告げる儀式です。
近年は続けて行われることが多いため、一般参列者も葬儀から参列するのが通例です。

葬儀では、僧侶の読経、弔辞や弔電の披露、遺族や親族、親しい人たちの焼香が行われ、告別式では僧侶の読経の後一般参列者の焼香が行われます。
告別式終了後は、喪主があいさつをして出棺となります。

出棺では、できるかぎり見送るのがしきたりです。出棺時にはコートを脱ぎ、合掌して静かに見送りましょう。

 

仏葬儀のご相談は雅葬会へ


無宗教の方が増えている現在でも、日本では多くの方が仏教の葬儀を選んでいます。
そのため葬儀に参列する際、仏教の葬儀についてマナーなどわからないことがあるかもしれません。
神奈川県相模原にある雅葬会では仏式における葬儀のご相談をいつでも承っております。

近隣にお住まいの方はぜひお問い合わせくださいませ。
一度、注意点を押さえておけばその後困ることはありません。
故人や家族の方にお悔やみの気持ちを伝えるためにも、マナーを守って参列しましょう。