【日蓮宗の葬儀】作法やマナー | 相模原・八王子・多摩で低価格で高品質の葬儀なら【雅葬会】

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葬儀の豆知識
【日蓮宗の葬儀】作法やマナー
日蓮宗の葬儀は、浄土宗や浄土真宗などの葬儀と作法やマナーが大きく異なるため戸惑うかもしれません。

基本的に葬儀社やお世話役の方に倣って進められるため、必要以上に気にすることはありませんが、事前に作法とマナーを知っておくことで問題なく式に参列することができます。

今回は、日蓮宗のお葬式の特徴やマナーについて詳しく解説します。

少しでもわからないところがあれば、お気軽にお問い合わせくださいませ。

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日蓮宗の葬儀の特徴はお題目


日蓮宗①

日蓮宗とは鎌倉時代に日蓮によって開かれた仏教の宗派で「法華経(ほっけきょう・ほけきょう)」をもっとも重要な経典としています。

法華経に書かれている「南無妙法蓮華経」の七文字の中に、経典の功徳が込められているとし、これを唱えることが最良の修行・信仰であるとされています。

そのため、日蓮宗の葬儀ではこの「南無妙法蓮華経」を唱えることが重要とされ、葬儀の最中にこのお題目が唱えられます。

この点が最も大きな特徴といえるでしょう。

 

お題目を唱えることは故人の生前の信心深さをたたえ、成仏の手助けする手助けをするという点に加え、参列者にとっても故人の成仏の手助けとともに自身の修行が進むという意味があり、式の最中に何度もお題目を唱える場面があります。

 

また、葬儀では妙鉢(みょうはち)や団扇太鼓(うちわだいこ)といった音の出るものが多く使われるのも特徴の一つです。

 

式の流れとしては地域によって細かい違いはありますが一般的には「総礼」「道場偈」「勧請」「開経偈」と続き、参列者全員で「読経」、「唱題」で経本を読み上げ、「南無妙法蓮華経」を唱える流れになります。

日蓮宗独自の儀式として「開棺」「引導」という儀式が行われます。

「開棺」とは棺の前に僧侶が立って棺の蓋を叩いて音を出しながら御経を読み、花やお茶、御膳などのお供え物を祭壇に捧げます。

「引導」とは仏様と亡くなった人とを引き合わせる儀式で、僧侶が払子と呼ばれる仏具を振り引導分を読み上げます。

 

日蓮宗の葬儀の作法・マナー


僧侶②

日蓮宗の葬儀の作法とマナーにはどのようなものがあるのでしょうか。

 

【焼香】


僧侶による読経の終了後「南無妙法蓮華経」を唱える唱題が行われその間に参列者は焼香を行います。

日蓮宗の場合の焼香はまず合掌し一礼して焼香盆の中のお香を右手の親指・人差し指でひとつまみ取って額の高さまで持ち上げて香炉に入れて行います。

その際に線香が短くなっていたら、一本火をつけて立てるのが一般的なマナーになります。

焼香は3回行うのが正式な作法とされていますが一般参列者の場合は概ね1回です。

数珠を左手に持ち右手でお香を火種にくべた後、再び合掌一礼し、席へ戻ります。

 

【香典】


霊前にお供えする香典については他の宗派と大きな違いはありません。

一般的な香典の金額、出し方で失礼になることはありませんので特別、気にする必要はありません。

 

【数珠】


日蓮宗の数珠は、菊房と呼ばれる房2本がひとつ、3本がひとつついた形状が一般的です。

また本来日蓮宗では祈祷の際に木剣と数珠を組み合わせたものを使用していたため、数珠の素材には、黒壇や紫壇など丈夫なものを選ぶことが正式な形となります。

しかしながら、必ずこういった日蓮宗式の数珠を用意して持参していく必要はなく、すでに持っている数珠や、ご自身の宗派のものでも失礼にあたることはありません。

 

【服装】


お通夜、葬儀に来ていく服装に関しても一般的なマナーと違いはありません。

お通夜には華美ではない平服、葬儀には喪服を着て参列するのが一般的です。

 

日蓮宗の葬儀では式の最中や火葬、骨拾の場面でも「南無妙法蓮華経」のお題目を唱える機会が多々あります。

特定の宗派に帰依していなかったり抵抗がない場合は、あわせてお題目を唱えるのがスマートではないでしょうか。

 

日蓮宗の葬儀を執り行うときの注意点


日蓮宗③

日蓮宗では、僧侶に支払う読経料は1回の読経につき50,000円です。

お通夜から初七日までお願いする場合で、お通夜、葬儀、火葬場での炉前法要、初七日の四回200,000円が必要となります。

また、日号(戒名)をつけてもらうこととなり戒名料が必要となります。

一般的には300,000円~1,000,000円が相場となっています。

これとは別に戒名料、葬儀代が必要になり、お布施(読経料と戒名料)は僧侶に渡し、葬儀の費用は葬儀社に支払います。

 

式を執り行うにあたっては、自宅で行う場合でも葬儀社に依頼することが一般的になっています。

日蓮宗式の葬儀に対応している葬儀社であれば祭壇や式次第にも全てお任せできるため依頼する側は特別な準備等は必要ありません。

生前もしくは亡くなられた直後に見積もりを行い依頼をするというのが通常の流れになります。

葬儀社に依頼した場合は祭壇や式次第等も全てお任せで行えるため時間的余裕がない状況でもスムーズに式を執り行うことができます。

また、参列者に対して式が始まる前に宗派についてや、作法とマナーについてあらかじめ説明を行ってもらえるためスムースに参列できるリットもあります。

葬儀社を使わず、自身で式を執り行う場合は一般的な祭壇や葬具ではなく日蓮宗特有の葬儀形態に合わせる必要があるため、関連の葬具や仏具を揃える必要があります。

 

日蓮宗は葬儀自体の内容に特徴はありますが亡くなられてから火葬までの流れは他の宗派と違いはなく一般的な流れと同じです。

 

わからないことがあれば雅葬会にご相談ください


今回は日蓮宗での葬儀について解説しましたが、実際の準備となると疑問点や不安点が生じることでしょう。

神奈川県相模原市にお住まいで、日蓮宗で葬儀をお考えの方がいらっしゃいましたら雅葬会へお問い合わせくださいませ。

専門の資格を取得したスタッフが数多く在籍しておりますので安心してご相談くださいませ。

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