【創価学会の葬儀】作法やマナー | 相模原・八王子・多摩で低価格で高品質の葬儀なら【雅葬会】

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【創価学会の葬儀】作法やマナー
創価学会の葬式は、一般的な葬式とは異なり「友人葬」という形で行われます。

一般的な葬式の形式にとらわれない、近親者のみで執り行われ、遺族と友人が集い合うことで故人を思いながら送り出すスタイルです。

 

友人葬という聞き慣れない名前ではありますが、式の流れや服装は基本的な葬式と同様の部分もあり、一般的な葬式に参列するスタイルで問題ありません。

今回は、友人葬では一般的な葬式とはどういった点に違いがあるのか、作法やルール、注意点について解説します。

 

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創価学会の葬儀の特徴


創価学会①

創価学会の葬式は「友人葬」と呼ばれる形で行われます。

友人葬は、創価学会の学会員のために執り行われる葬儀の形です。

学会員以外の方も参列できますが、一般的な葬式にはない特徴として「僧侶を呼ばないこと」「お布施や戒名がないこと」「祭壇が異なること」の3つが挙げられます。

 

【僧侶を呼ばない】


創価学会の葬儀では、友人葬は導師と呼ばれる冠婚葬祭の儀式を行う創価学会の幹部の方を中心に読経により執り行われます。

創価学会には、僧侶の読経によって成仏するという考えがありません。

導師が進行役を担い、お題目の「南妙法蓮華経」を遺族、親族、参列者が一緒に唱えます。

故人を思う気持ちを南妙法蓮華経という言葉で表現することとされています。

 

【お布施や戒名がない】


創価学会の葬儀では、僧侶を呼ばないので戒名料であるお布施を包む必要がありません。

学会員の方が亡くなった場合は、戒名は付けないで生前の名前で弔うことになります。

基本的には遺族に渡す香典も必要ないといわれています。

 

【祭壇が異なる】


創価学会の葬儀では、一般的な葬式の祭壇は白木で組まれた白木祭壇を用いることが多いです。

しかし、創価学会の友人葬は高木の常葉樹である「しきみ祭壇」と「白い生花祭壇」の2種類を使用します。

しきみ祭壇のみ、白い生花のみ、しきみ祭壇と白い生花両方を使う場合と様々なケースがあります。

ですが、厳格に決まっているわけではなく、祭壇や遺影を故人が好きだった花で飾ってもかまいません。

 

創価学会の葬儀の作法・マナー


創価学会②

創価学会の葬式「友人葬」は他の葬式にはない特徴がありますが、基本的なマナーは一般的な葬式と変わりありません。

葬儀の参列時は一般的な喪服で問題ありません。

数珠については学会員の方は創価学会独自の数珠を持参しますが、学会員以外の方は一般的な数珠でかまいません。

 

【香典がない】


マナーや作法について違う部分として創価学会の友人葬には「香典がないこと」です。

香典については、創価学会の方針として儀礼的な意味としての香典は持参しなくてもよいとされているので香典は不要なのが基本です。

香典は必要ないとされていますが、学会員以外の方から受け取ってはいけないという意味ではなく、持参しても失礼には当たりません。

ただ、香典が必要ないので香典返しはありません。

 

【お題目を参列者全員で唱える時間ある】


それと「お題目を参列者全員で唱える時間あること」です。

学会員以外の方はお題目とは何のことだろうと思われますが、お題目が分からない場合は唱えなくてもかまいません。

参列者は絶対にお題目と唱えなさいと強制しているわけではないので、事前にお題目を覚える必要もなく、お題目を全員で唱える時間があるという認識で問題ありません。

 

お焼香についても一般的な葬式と同じように行われます。

流れとして、一度親族の方に向いて一礼して、香をつまんで3回とも額のそばまで持ち上げて押しいただく形となっています。

焼香後に親族に一礼してから席に戻ります。

お焼香を3回つまんで、3回とも額まで押しいただく形なので、創価学会の友人葬だからといって特別なお焼香のやり方ではありません。

 

創価学会の友人葬の場合は香典が必要ないこと、お題目を唱える時間があるという違いはありますが、服装やお焼香については一般的な葬式と変わりません。

葬儀は厳かに行われることが大事で故人の冥福を祈る思いがあれば、一般的なマナーで参列して問題ありません。

 

創価学会の葬儀を執り行うときの注意点


創価学会③

創価学会の友人葬に参列する際の注意点として、供花は「しきみ」や「白い生花」をお供えするのが基本となっています。

学会員以外の方がお花を送る際は、送る前に遺族の方に確認を取っておきましょう。

しかし、最近では色花や好きだった花を使用して飾るケースも増えています。

友人葬に参列する際に花を送る場合は確認してから送る点に注意します。

 

それから、友人葬は香典が不要というのが基本となっていますが、遺族の意向や葬儀が行われる地域によって異なります。

 

創価学会で香典を必要としない理由として故人の冥福を祈るまごころを大切にしているからです。

会葬者一人一人の思いを大切にしているので儀礼的に弔意を表す香典は必要としません。

 

香典を必要としないとされている友人葬で香典を持ってきても失礼になりません。

友人葬でも香典を持参する方は多いので、参列する際は香典を用意しておきましょう。

香典の表書きや使用するのし袋は一般的な葬儀で使うもので問題ありません。

香典料については、一般的な葬儀の香典相場を目安するとよいです。

 

香典を持参した場合に受け取ってもらえるケースと、辞退されるケースがあります。

辞退された場合はそれに従い、無理に渡したり、受け取ることを強制したりすることは厳禁です。

 

花を贈る際は、こういった花を送りたいが問題ないかどうかを遺族の方に確認してから贈りましょう。

香典が必要ないとされている友人葬ですが、周りの参列者は香典を用意していたという場合もあるので念のために香典は持参しましょう。

 

創価学会の葬儀に関するご相談は雅総会へ


創価学会の葬儀の作法やマナーについて解説しましたが、不明点があれば雅葬会に相談してください。

神奈川県相模原市にある雅葬会には、専門資格を取得したスタッフが数多く在籍しております。

いざ葬儀を執り行うとなった場合に、事前準備やトラブルへの対処法など疑問点が生じるかもしれません。

雅葬会では、随時お問い合わせ・ご相談窓口を設けておりますのでお気軽にご連絡くださいませ。